寒い冬になると愛犬が「しもやけ」の症状が現れることがあります。
犬は人間に比べれば寒さに強い生き物ですが、しもやけになる可能性は十分に考えられますからね。
しかし、愛犬のしもやけの具体的な症状がわからないと、治療する時に困ってしまいます。
そこで今回の記事では、
- 犬がしもやけになった時の症状はこれ!
- 犬がしもやけになった時の治療方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
犬がしもやけになった時の症状はこれ!
「しもやけ」とは、冬の寒さによって足先や耳などの血行が悪くなるために起こる病気です。
これは犬も同様で、身体の末端部分への症状が現れやすいですね。
元々、耳の先端やはじっこの部分は皮膚が薄く、血管も細いため、血行不良による悪影響を受けやすいということもあります。
また、雪や凍結した路面の上を犬が長時間に渡り歩き続けるなどをすると、足先や肉球がしもやけになることが多いです。
これらを踏まえた上で、犬のしもやけの症状としては以下のようなものが挙げられます。
2・しもやけの患部が赤く腫れあがる
3・しもやけの患部が変色する
4・しもやけの患部に水泡(みずぶくれ)が出来る
5・しもやけの患部が乾燥すると、ひび割れを起こして出血する
6・しもやけの患部が壊死する
以上です。
また、上記にもありますが、犬の耳はしもやけになりやすい箇所なのですが、その中でも特に耳がしもやけになりやすい犬種があります。
もしも、愛犬が該当するようであれば、耳の状態を定期的にチェックしてあげるようにしてください。
2・ダックスフンド
3・ハゼットハウンド
4・グレートハウンド
5・ワイマラナー
6・ダルメシアン
7・ミニチュアピンシャー
以上です。
これらの犬種は耳が大きく薄いので、耳のしもやけには注意したいですね。
犬がしもやけになった時の治療方法とは?
1・しもやけの患部を温める
愛犬のしもやけの症状が軽度のものであれば、しもやけになっているところを温めてあげましょう。
具体的な方法としては、
2・お湯を染み込ませたタオルや湯たんぽを用意する
3・犬のしもやけになっている患部をタオルや湯たんぽで温める
4・犬の身体が濡れているようであれば、ドライヤーなどを使って温めて乾かす
5・必要であれば、犬のしもやけの患部に保湿クリームを塗る
以上です。
注意点としては、タオルを使った温め方だと患部が水分で濡れてしまうことがあります。
しもやけになっているところに水気が残っていると、水気の気化熱によって冷えてしまう原因となるため、ドライヤーを使ってしっかりと乾かしてあげてください。
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2・ビタミンEを摂取させる
ビタミンEには血行不良を改善する作用があります。
これは犬も同様で、愛犬にビタミンEを摂取させることでしもやけの症状を改善することが期待出来ます。
犬が食べることが出来るビタミンEが多く入った食材は魚や鶏肉が挙げられます。
具体例としては、魚では「うなぎやアユ」、野菜では「かぼちゃ」にビタミンEが多く含まれています。
また、ドッグフードにビタミンEが含まれているものが販売されているので、上手く利用すると便利ですね。
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3・動物病院へ行く
愛犬のしもやけの症状が重篤化している場合は、すぐに動物病院を受診してください。
しもやけの患部に出血や水泡(みずぶくれ)が発生しているのであれば、除手術が必要となることも考えられます。
愛犬の命を守るためにも、迅速に行動することを心がけてください。
また、症状が重篤化する前に獣医の方に愛犬を診てもらうこともおすすめします。
しもやけに効果がある薬剤を処方してもらえることもありますからね。
しもやけに関するその他の情報
まとめ
愛犬がしもやけの症状に苦しむ姿は本当に心が痛いですよね。
愛犬の健康を守るために、この記事がお役に立てれば幸いです。