「クワガタ」を飼育していると餌として与えるものに悩むことがあります。
例えば、「市販されている昆虫用ゼリーを家の中にあるもので代用できないか?」などですね。
また、クワガタに与える餌の頻度も気になるところです。
そこで今回の記事では、
- クワガタの餌でゼリー以外のものとは?
- クワガタの餌の頻度は?
これらの情報をまとめてみました。
クワガタの餌でゼリー以外のものとは?
クワガタの餌でゼリー以外に与えると良いものは、以下のようなものが挙げられます。
2・リンゴ
3・ヨーグルト
以上です。
バナナやリンゴといった果物はクワガタの大好物なので、餌として与えると非常に食いつきが良いですね。
また、バナナは熟した状態のものがとくに食いつきが良いです。
逆に、熟す前だとあまり食いつきが良くないので、少しバナナを置いておいてから与えることをおすすめします。
リンゴもバナナ同様にクワガタの好物なのですが、こちらは水分が多いので与え過ぎに注意をしてください。
餌の水分量が多いとクワガタのおしっこの量が増えてしまい、飼育ケース内が不衛生になってしまうからですね。
もちろん、クワガタの体調にも悪影響があるので、リンゴを餌として与える場合は、その頻度を多くしないように気をつけてください。
ちなみに、リンゴは皮を残した状態で、皮を下にして設置すると、腐りにくくなるのでおすすめです。
次に、ヨーグルトに関してですが、ヨーグルトはこれ単独で与えるよりも、他の餌と組み合わせて使うことをおすすめします。
例えば、プレーンヨーグルトをバナナと組み合わせて使い、餌としてクワガタに与えるなどです。
その場合は、以下のような方法でバナナと組み合わせると良いでしょう。
2・同量のプレーンヨーグルトを入れて混ぜる
3・焼酎を少量だけ入れる
4・再度混ぜ合わせる
5・完成!
以上です。
とくに、産卵前のクワガタのメスはどうしても動物性のタンパク質が必要になるため、ヨーグルトが効果を発揮してくれます。
注意点としては、上記の果物も手作りの餌も、クワガタに与える水分量の調整が非常に大変になることです。
手作りの餌をクワガタが食べてくれる姿を見るのはとても楽しいものですが、基本的には市販されている昆虫ゼリーを主食として与えた方が無難です。
クワガタの餌の頻度は?
クワガタに与える餌の頻度としては、「2~3日に1回は交換する」ようにしましょう。
これは市販されている昆虫ゼリーの話になりますが、昆虫ゼリーは製品の蓋をはがしたら、およそ3日程度で腐ってしまいます。
クワガタが餌をあまり食べないからと言って、餌を与えなかったり、腐った餌を与え続けると、栄養失調に陥ってしまう恐れがあります。
そのため、飼育ケース内の衛生管理などの都合上、餌がまだ残っていても、3日になったら新しい昆虫ゼリーと交換してあげましょう。
また、前章にある果物や自作の餌の場合は、さらに腐る速度が早いことに注意をしておいてください。
飼育ケースの環境にもよりますが、これらは1~2日で腐ってしまうことも珍しくありません。
ですので、果物や自作の餌の場合は、餌の状態をしっかりとチェックするようにして、できるだけ毎日餌を交換してあげることをおすすめします。
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まとめ
クワガタの餌は、果物や自作の餌を与えることもできますが、昆虫ゼリーの方が手間がかからないことが多いです。
果物や自作の餌は、昆虫ゼリーが手元にない時や、メスが産卵前などの時に与えると良いでしょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。