「ニキビ」は中学生や高校生くらいになってくると急に増え始めます。
ニキビが顔などの目立つ箇所に出来てしまうと本当に嫌ですよね。
子供本人もそうですが、親としてもニキビ跡などが残らないか心配です。
しかし、子供にニキビが急に出来始めるようになるのか、原因がよくわからないと思います。
また、子供のニキビの治し方も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- ニキビが子供に出来る原因はこれ!
- ニキビで子供の場合の治し方とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
ニキビが子供に出来る原因はこれ!
子供に出来るニキビは「思春期ニキビ」とも呼ばれています。
これは、13歳から18歳頃までの第二次成長期にニキビが多く発生するからですね。
個人差がありますが、早い人の場合は10歳頃からニキビが出来ることもあります。
また、子供にニキビが発生する原因は、大人のものとは違う部分があるため注意が必要になります。
1・ホルモンバラスの乱れ
小学校高学年に入ると、男の子は声変わり、女の子は初潮を迎えるなどといった身体の変化が生じます。
いわゆる「第二次性徴」ですね。
この第二次性徴ではホルモンが活発に生成されるようになるため、肌の皮脂と水分のバランスが崩れやすくなるという特徴があります。
もちろん、肌の健康状態が崩れるということはニキビが発生しやすい状態となることにも繋がります。
また、後述しますが、ホルモンバランスの乱れはストレスなどの原因にもなる可能性があります。
長期に渡るストレスは、肌の健康状態に影響を与えることがあります。
2・皮脂
「皮脂」とは、皮脂腺から分泌される脂肪などを含むエマルション状の液体です。
この皮脂が皮膚の表面を覆うことで、乾燥や菌の増殖から皮膚を守ってくれているわけですね。
通常であれば問題ありませんが、何らかの理由により皮脂が大量に分泌されると、皮脂が毛穴に詰まることがあります。
こうなると、毛穴の内部でニキビの原因の1つであるアクネ菌が大量に繁殖することがあり、ニキビが発生するというわけですね。
特に、男の子は第二次性徴で男性ホルモンの分泌量が急激に増加するため、皮脂の分泌量が増えることに注意が必要になります。
また、皮脂を分泌する皮脂腺は顔などに集中しているため、その部分にニキビが出来やすい状態となります。
3・食生活の乱れ
糖分や脂肪分が多い食生活をしていると、皮脂が大量に分泌されることになります。
当然、毛穴の詰まる可能性が高まり、ニキビが発生しやすい状態となるわけですね。
子供がお菓子などをよく食べたり、好きな食べ物ばかり食べているとこのような状態になりやすいです。
また、虫歯などの他の病気の原因にもなりますので、注意が必要になります。
4・摩擦や刺激
肌への摩擦や刺激もニキビの原因となることがあります。
例えば、子供が鼻をよくかんだり、鼻の下を指でこする癖がある場合などが該当します。
肌に過剰な摩擦や刺激が生じると、肌が荒れてしまいますからんね。
また、ニキビとは違いますが、股擦れなどにより肌に傷が生じることもあるので注意をしてあげてください。
ニキビで子供の場合の治し方とは?
1・病院を受診する
子供のニキビが重篤化している場合は、病院で皮膚科を受診するようにしましょう。
ニキビ跡などの傷跡になる危険もありますし、間違った治療方法を実践してしまうと症状が悪化することもありますからね。
病院で医師の方に診てもらい、対処方法などをしっかりと相談するようにしてください。
子供自身が気をつけなければならないこともあるかと思いますので、子供側も理解しておく必要もありますしね。
例えば、ニキビを汚い手で直接触らないなどのことは、当たり前のことですが知らなければわからないからです。
病院から出された薬の使い方なども、子供の理解を必要とする場合があります。
2・生活習慣を改善する
前章にもあるように、偏った内容の食生活はニキビの原因となります。
糖質や脂質を控え、ビタミンなどが豊富な食事内容へ食生活を改善しましょう。
また、子供が夜ふかしをよくする場合、睡眠時間が不足したり、不規則なものとなったりします。
皮膚に生じたダメージは睡眠中に修復されるので、こういった生活習慣の改善もニキビ治療に効果があります。
もちろん、日中の集中力低下などの悪影響もありますから、子供の睡眠時間は十分な時間を確保してあげてください。
3・シャンプーのすすぎをしっかりと行う
髪の毛の生え際にニキビが発生している場合、その部分にお風呂で使用したシャンプーが残っている可能性があります。
肌や頭皮を清潔に保つためにシャンプーなどは効果があるのですが、皮膚にそれらが残ってしまうと過剰な刺激となり、ニキビの原因となります。
そのため、お風呂でシャンプーなどを使う際は、シャワーの向きや頭の角度を変えたり、手の平でお湯をすくって生え際をすすぐと良いでしょう。
4・市販されている薬剤を使う
子供のニキビの症状が軽度のものであれば、市販されている薬剤を使うことで治療することが出来る可能性があります。
症状が軽度のニキビは、炎症を起こしていない白ニキビなどですね。
市販されている薬剤を使う場合は、薬剤に記載されている用法・用量を守って使うようにしてください。
想定外の使用はトラブルの元になります。
また、子供のニキビの症状が重篤化している場合は、市販されている薬剤の使用が逆効果であることがあります。
症状が重い場合は、上記にあるように病院を受診するようにしてください。
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まとめ
子供にニキビが出来ると跡が残らないか心配ですよね。
そんな状態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。