寒い季節になると手足に出来るのが「しもやけ」です。
「しもやけがかゆい・痛い!」と悩む方は多いのではないでしょうか?
そんなしもやけですが、何故痛みが生じるのか原因がよくわかりませんよね。
しもやけの痛みの原因がわからないことには、効果的に痛みを緩和する方法を講じにくいです。
そこで今回の記事では、
- しもやけの痛みの原因はこれ!
- しもやけの痛みを緩和する対策方法とは?
これらのことをお伝えさせていただきます。
しもやけの痛みの原因はこれ!
しもやけは、寒暖差によって手足の指先などの血流が悪くなることが原因で発生します。
寒暖差が大きくなることで血管の収縮と拡張が繰り返され、その結果、血流が悪くなるからですね。
血流が悪くなることで、その部分が腫れ上がったり、うっ血(血の流れが滞ること)したりといった症状が現れるます。
そして、これらしもやけの症状の影響により、患部に痛みやかゆみが発生することに繋がるというわけです。
しもやけの症状が酷くなると足の裏に湿疹が出来たり、皮膚に水泡が発生する、さらにそれが破れてびらん(ただれ)を生じたりします。
また、しもやけの痛みは寒暖差が激しくなると強くなる傾向があります。
例えば、会社への通勤で寒い屋外から暖房によって暖かくなっている屋内へ入る時などですね。
これは、寒暖差による血行不良が激しくなり、しもやけの症状が激しくなるからです。
ちなみに、糖尿病や閉塞性動脈硬化症のような、血流が悪くなる疾患があるとしもやけの症状が悪化しやすくなります。
特に、しもやけの部分が傷になったりすると、そこから感染を起こしたりして重症化しやすいため注意が必要になります。
しもやけの痛みを緩和する対策方法とは?
1・血行促進を心がける
しもやけの痛みを緩和するためには、普段から手足を温めることを意識しましょう。
前章にもあるように、しもやけの痛みは寒暖差によって症状が酷くなるからです。
そのため、外出時などは寒暖差による影響を防ぐため、手袋や靴下で血流の悪化を防ぐことが効果的です。
入浴の際はしっかりと手足の先まで温めるようにしましょう。
また、水仕事を行う場合は出来るだけ冷水を避け、ゴム手袋など身に付けて直接水や洗剤が皮膚に触れないようにすると良いでしょう。
2・皮膚の保湿をする
しもやけの血行不良によって、手先などが異様に乾燥することがあります。
この状態のまま放置してしまうとあかぎれになることもあるため、皮膚を保湿して症状の緩和させましょう。
使用する保湿剤は、皮膚に潤いを与える成分や皮膚を保護する成分が配合されているものを使うと良いでしょう。
また、「しもやけのかゆみが強い」・「しもやけの腫れが酷い」場合などは、ステロイドを含む軟膏の使用で改善することがあります。
ビタミンEを含む軟膏には血行促進効果もありますからね。
ただ、しもやけの症状があまりにも酷い場合は、市販薬を使用する以外に病院を受診することをおすすめします。
場合によっては感染症などの危険もあるので、健康のためにも早めに対処するようにしてください。
3・しもやけの患部を保護する
しもやけの状態のまま水仕事などをする場合、ゴム手袋などを着用して患部を守るようにしましょう。
しもやけの悪化を防ぐことが出来ますし、感染症などから身を守ることにも繋がります。
また、ゴム手袋などを外した時に、しもやけの患部が冷えないようにすることにも注意が必要になります。
例えば、ゴム手袋内部で汗をかくと、手袋を外した後で気化冷却により寒暖差が生じてしまうからですね。
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しもやけに関するその他の情報
まとめ
しもやけが手足に出来ると本当に辛いですよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。