「しもやけ」は冬の季節になると発生する健康トラブルです。
「足先がかゆい!痛い!」と悩む方は多いのではないでしょうか?
そんなしもやけですが、発生原因がわからないと対策や治し方がわからず、悩んでしまいますよね。
そこで今回の記事では、
- しもやけが足に出来る原因はこれ!
- しもやけが足出来た時の治す方法はこれ!
これらのことをお伝えさせていただきます。
しもやけが足に出来る原因はこれ!
「しもやけ」が足に出来る原因は血行不良です。
どういうことかと言うと、冬の寒さなどによって足が冷えると、指先やかかとのような末端部分の血管が収縮します。
元々、身体の末端部分は血管が細いこともあり、血行不良が非常に起きやすいわけです。
その結果、足の指先やかかとなどに腫れやかゆみ・痛みといったしもやけの症状が現れることになるわけですね。
ちなみに、しもやけが悪化すると腫れやかゆみ・痛み以外の症状が現れることがあります。
具体例としては、
2・しもやけの患部に水ぶくれが発生する
3・しもやけの患部に潰瘍(かいよう)が発生する
4・しもやけの患部が壊死する
以上です。
また、糖尿病などの別の病気を罹患していると、しもやけの症状が悪化しやすい傾向があります。
しもやけの患部が壊死してしまうと、最悪の場合、その周囲を切除する必要が生じる危険があることに注意をしてください。
そのため、自分が何らかの病気を患っている場合はしもやけの症状に注意をして、症状が悪化しそうである場合は病院を受診するようにしましょう。
しもやけが足出来た時の治す方法はこれ!
1・保温する
足のしもやけは身体が冷えることで発生するわけですから、保温をしっかりとすることで症状を緩和することが出来ます。
厚手の靴下や手袋などを着用して、身体をしっかりと保温するようにしましょう。
また、雨・雪・汗などで靴下が濡れてしまった場合は、すぐに新しい靴下に履き替えるようにしてください。
靴下が濡れたままの状態だと、気化冷却などで足が非常に冷えることになるからです。
もちろん、これらはしもやけ以外にも風邪の原因となる可能性もありますからね。
2・温冷交互浴をする
「温冷交互浴」とは、しもやけの患部を温水と冷水に交互に1分程度つける方法です。
温冷交互浴を実践するにより、緊張をし続けている筋肉や血管の緊張を解き、自律神経の働きを活発化することで足のしもやけを治療することが出来ます。
温冷交互浴の具体的なやり方としては、
2・冷水(5℃程度)に30秒程度、しもやけの患部を浸す
3・1~2を、3~5回繰り返す
4・タオルなどで水分をしっかりと拭き取る
5・必要があれば、しもやけの患部に薬剤を塗る
以上です。
注意点としては、しもやけの症状が重篤化している状態での温冷交互浴の実践は、逆効果になる可能性があることです。
しもやけの患部に水ぶくれが発生しているなどの場合は、温冷交互浴をせず、病院を受診するようにしましょう。
3・市販薬を使用する
しもやけの炎症にはステロイド外用剤が患部に塗ることが効果的です。
テロイド外用剤はしもやけのような皮膚炎などの肌トラブルに対し、すぐれた抗炎症作用を発揮してくれるからですね。
ちなみに、病院を受診して医師の方から薬剤が処方されている場合は、処方された薬剤の方を使うように注意をしましょう。
まずないかと思いますが、薬剤を複数同時に使用することは危険ですからね。
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4・病院を受診する
しもやけの症状が重篤化している場合、自力で治療をすることは危険です。
しもやけの症状がさらに悪化する可能性もありますし、病院での治療が遅くなるため、結果的に被害が大きくなるかことが懸念されるからです。
そのため、しもやけの症状が普通ではないと感じたら、すぐに病院を受診して医師の方に診てもらいましょう。
その後は、医師の方と相談しつつ、指示された対処方法を実践していくと良いでしょう。
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まとめ
しもやけが足に出来ると、かゆみや痛みで本当に辛いですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。