寒い時期になると花粉症が心配になりますよね。
花粉症は目のかゆみや鼻水・くしゃみなど、様々な症状が現れ私たちを苦しめてきます。
花粉症の薬を服用するという方法もありますが、眠気が強くなるなどの作用から服用しづらいという人も多いでしょう。
あるいは、薬を服用することそのものに忌避感を抱く方もいるのではないでしょうか?
そこで、花粉症の薬以外の予防方法の1つに食べ物があります。
今回の記事では、花粉症の予防に効く食べ物についてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
花粉症の予防に効く食べ物とは?
サンマ・サバ・イワシといった青魚には免疫の働きを正常にする効果があります。
青魚には「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」という栄養素が含まれており、アレルギー反応を抑制する効果があるからです。
この2つの栄養素の働きが花粉症の症状を改善してくれるわけですね。
ちなみに、EPAとDHAは熱に弱いので、青魚を食べる際は寿司や刺身で食べるのが理想的です。
「魚を生で食べるのが苦手……」という方は、汁ごと食べられるブリ大根などの料理として食べれば大丈夫です。
EPAとDHAは青魚の脂に含まれているので、汁物として食べることで効率的に摂取することができるようになるからですね。
また、EPAやDHAはサプリなどで摂取することも出来ます。
通販などで購入可能ですし、青魚を食べない日に栄養を補うという形で使うことが出来ます。
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ヨーグルトや味噌などの発酵食品も花粉症の予防に役立ちます。
というのも、花粉症の原因の1つが腸内環境の悪化であるからです。
テレビなどで報道されているように、発酵食品には善玉菌を増加させ腸内環境を改善する効果があります。
また、こういった発酵食品と同様に食物繊維が豊富な野菜を摂取することも重要です。
腸内環境は様々な要素の累積の結果であるので、発酵食品を食べるだけに限らず、健康的な食生活を心がけることが花粉症への予防に繋がるというわけですね。
花粉症の症状を予防する食べ物で、最近話題になっているのがレンコンです。
レンコンに含まれているポリフェノールの一種「タンニン」が、アレルギー症状を抑え、免疫機能を活性化させる効果があるからです。
また、このタンニンは老化や病気の原因となる活性酸素を除去してくれる作用があるため、花粉症予防以外の効果も期待できます。
ちなみに、レンコンは毎日少しずつ食べることが効果的であるとされています。
目安としては「1日に40グラム」ほどになり、およそ輪切りで3枚分ほど食べ続けると良いでしょう。
シソは多くの人が考えているよりもはるかに栄養豊富な食べ物です。
「カロテン」・「カルシウム」・「鉄分」・「各種ビタミン」・「食物繊維」など、様々な栄養を摂取することが出来ます。
最近では、シソの実や葉には抗アレルギー作用があることがわかってきたそうです。
他にも、悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、体調改善にも効果が期待できますね。
シソは生で食べるのがもっとも効果があるとされ、食べる量の目安としては1日6枚~10枚が理想的とされています。
しかし、生でこの量を毎日食べるのは中々大変だという人も多いでしょう。
そういった場合は、「シソの実油」やシソの仲間である「エゴマ油」を料理に使用すると良いでしょう。
日本人なら毎日飲んでいることも多いお茶も花粉症の予防に効果があります。
その中でも緑茶は、ポリフェノールが多く含まれており、そのポリフェノールの1つである「カテキン」は粘膜を保護する作用があります。
これが花粉から身体を守ってくれるというわけですね。
花粉症の予防のためにお茶を飲む場合は、冷たいお茶よりも温かいお茶を飲むことがおすすめです。
というのも、温かいお茶の方が「カテキン」の吸収率が高まるとされているからです。
寒い時期なら身体も暖めることも出来ますし、非常にお手軽なのでありがたい存在ですね。
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まとめ
花粉症の症状は本当につらいですよね。
仕事などをしている間も容赦なく鼻水やくしゃみが出るので、作業効率が落ちることもあり得ます。
そういった事態を解決するために、この記事がお役に立てれば幸いです。