日本は非常に地震が多い国です。
「地震の揺れで本棚が倒れた!」という話はよく聞きますよね。
そんな地震ですが、エアコンに被害をもたらすことがあります。
というのも、地震の揺れでエアコンが落下してしまうことがあります。
エアコンが落下してしまうと、エアコンが故障してしまう危険性もありますし、自分が怪我をすることもあるでしょう。
そのため、何とかして地震からエアコンを守る対策を講じておきたいところです。
そこで今回の記事では、地震対策でエアコンを守るおすすめの方法について、お伝えさせていただきます。
そもそも地震でエアコンが落ちるのか?
結論から言えば、地震の揺れによってエアコンが落下する事例は多数あります。
エアコンが落下する可能性は、「設置の際にどれだけ慎重に取り付けられているか」・「経年劣化や災害による損傷」などによって増減します。
基本的にエアコンがしっかりと取り付けられていれば問題ありませんが、エアコン業者が中途半端に作業をしていたり、経年劣化や災害による損傷がすでに現れていると、エアコンが落下する危険性が大きく上がってしまいます。
また、エアコンの室内機の重量はかなりのもので、恐ろしいことに平均して10kg程の重さがあります。
当然、このような重量物が落下して人間の身体に当たれば、骨折などの重症を負う可能性は無視できません。
特に、エアコンが寝室にある場合は注意すべきでしょう。
最近の日本家屋にはほぼ間違いなくエアコンが設置されていることからも、エアコンの地震対策はしっかりとしておく必要があるわけですね。
地震対策でエアコンを守るおすすめの方法はこれ!
1・業者にエアコンを点検してもらう
一番確実な方法が「業者にエアコンを点検してもらう」ことになります。
特に、経年劣化による金具の不具合などは素人ではわからない可能性がありますからね。
また、業者の方とエアコンの前でくわしく相談ができるというのもポイントです。
電話ではわかりにくいことでも、実物を前にしてしっかりと話し合いをすれば解決できる事柄も多いでしょう。
後述しますが、エアコンを金具で固定する方法を実施するための相談もしておうと良いですね。
2・エアコンを金具で固定する
エアコンの落下を防止するために「L字型金具とワイヤー」で落下防止の補強をする方法も効果的です。
地震の揺れが来てもエアコンがぐらつくことを防ぎますし、当然落下防止にも役立ちます。
ただ、こういった工事に慣れていない人が作業を行うと、壁面にL字型金具を上手く取り付けられないなどの問題が発生することがあります。
そのため、自分が作業をきちんと出来るとは思えない場合は、業者に依頼した方が無難でしょう。
地震対策でエアコンの室外機はどうするのか?
前章では、エアコンの室内機の落下防止などについてお伝えさせていただきました。
しかし、エアコンには室外機があるため、こちらへの対策もしておく必要があります。
「地震などの揺れにより、エアコンの室外機が転倒してしまった!」という事例は数多くありますからね。
日常生活で長期間エアコンが使えない状態に陥るのは本当に辛いですから、何とかして対策・防止したいところです。
地震の揺れによるエアコンの室外機が転倒することを防ぐ方法は、以下の記事に情報をまとめています。
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お墓の地震対策はこの方法でする!おすすめのやり方をくわしく紹介
まとめ
地震はいつ発生するかわからない災害ですから、被害を抑えるためにもしっかりと対策をしておきたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。