カフェインの健康への悪影響から、「カフェインレスコーヒー」が注目を集めています。
しかし、カフェインレスコーヒーとはいえ、何杯も飲んでいると「これ大丈夫なのかな?」と不安になってしまいますよね。
日常的にコーヒーを愛飲している方ならなおさらです。
そこで今回の記事では、カフェインレスコーヒーでも飲み過ぎはだめなのかについて、お伝えさせていただきます。
カフェインレスコーヒーでも飲み過ぎはだめなのか?
結論から言えば、カフェインレスコーヒーでも飲み過ぎには注意をしておく必要があります。
何故かと言うと、「カフェインレス」とは食品などに含まれるカフェイン含有量が少ないことを表しています。
正確には、「カフェインを90%以上取り除いたもの」を日本ではカフェインレスと表示しています。
わずかでもカフェインが含まれているため、カフェインレスコーヒーでも飲み過ぎれば、カフェインの大量摂取に繋がる可能性があるわけですね。
そのため、「カフェインレスコーヒーなら、いくら飲んでもカフェインの悪影響はないだろう」という考えはやめておいた方が無難です。
また、カフェインの効果は個人差があることにも注意をしてください。
欧州食品安全機構が発表している「健康な成人が摂取しても問題ないと見なしているカフェイン量」によれば、体重60kgの成人の場合、1日の摂取許容量は342mgとなっています。
これはおおよそ「マグカップのコーヒー約2杯分」に相当します。
しかし、人によってはこの量に達する前に、何らかの悪影響が身体に不調として現れることがあります。
つまり、少量のカフェインでも、人によっては強く影響を受けることになるため、場合によってはカフェインレスコーヒーでも、何らかの症状が現れることが懸念されるわけですね。
カフェインを大量摂取するとどんな症状が現れるのか?
カフェイン中毒に陥ってしまった場合、以下のような症状が現れる可能性があります。
2・貧血
3・胃痛
4・身体の冷え
5・不眠
6・自律神経の乱れ
7・下痢、吐き気
以上です。
軽度のものであれば良いのですが、場合によっては頭が割れると感じるほど酷い頭痛に悩まされるといったことも起こります。
そのため、カフェインの中毒症状が酷い場合は、病院を受診することをおすすめします。
最近では、カフェインの中毒症状について対応してくれる病院が増えていますので、自宅から通院しやすい場所を探しやすくなっています。
カフェインが入っていない飲み物とは?
カフェインの大量摂取を予防する場合、カフェインがまったく入っていない製品を利用すると便利です。
これらカフェインを含まない製品には、「ノンカフェイン」と表記がされていることもあります。
あるいは、成分表をチェックしてカフェインの有無を確認しておくと良いでしょう。
また、具体的なノンカフェイン製品としては、以下のものなどが挙げられます。
2・たんぽぽコーヒー
3・そば茶
4・コーン茶
5・牛乳
6・ハーブティー
以上です。
これらはお茶専門店はもちろん、インターネット上でも購入することができるので、積極的に活用すると良いでしょう。
カフェインに関するその他の情報
カフェインレスコーヒーや紅茶は何杯まで飲んでも大丈夫なのか?
まとめ
カフェインレスコーヒーでも飲み過ぎはだめなので、カフェインの摂取量については注意をしておきましょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。