「カフェイン」は様々な食品に含まれていますが、子供が摂取する場合は摂取量が気になりますよね。
身体が小さい子供だと、カフェインの影響を大人よりも強く受けるなどが懸念されます。
また、カフェインを子供はいつから摂取して良いのかも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- カフェインの子供の摂取量は?
- カフェインを子供はいつから摂取して良いのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
カフェインの子供の摂取量は?
子供のカフェイン摂取量の目安は、子供の年齢などによって変わります。
カナダでは、子供の年齢ごとに以下のような摂取量を推奨しています。
2・7~9歳の子供……最大62.5mg
3・10~12歳の子供……最大85mg
4・13歳以上の青少年……体重1kg当たり2.5mg(体重50kgの場合は125mg)
以上です。
もしも、子供がコーヒーや紅茶を飲む場合は、これらの数字を目安とすると良いでしょう。
また、その際はカフェインが様々な製品に含まれていることに注意をしておきましょう。
例えば、コーラやココア、お茶や市販されている薬などにもカフェインが含まれているからですね。
子供がコーヒーを飲んだ後でコーラをさらに飲んでしまうと、目安となる摂取量を大幅に超える可能性があります。
そのため、子供の飲食物には大人の方が気を配ってあげるようにしてください。
ちなみに、「飲料などに含まれるカフェインの量がよくわからない」ということがあるかと思います。
そういった場合は、カフェインの含有量がまとめられているサイトなどを確認すると良いでしょう。
例えば、「コーヒー100ml」あたりでは、「60mgのカフェイン」が含まれています。
以下に、カフェインに関する情報を扱うサイトへのリンクを貼っておきます。
【読み物版】生活の中の食品安全?食品中のカフェインについて?その1 平成30年1月12日配信
カフェインを子供はいつから摂取して良いのか?
前章にあるカナダのカフェイン摂取量の目安や全日本コーヒー協会の回答などから、「10歳以下の子供はカフェインを摂取しない方が良い」という考え方が無難です。
カフェインは様々な飲食料に含まれているため、気が付かない内に子供が過剰摂取になる可能性があるので、コーヒーや紅茶などは飲ませない方が良いでしょう。
しかし、子供が親と同じようにコーヒーを飲みたいとせがんでくることがあるかと思います。
そういった場合は、そのままコーヒーを飲ませるのではなく、ノンカフェインタイプのコーヒーを利用したり、ミルクなどを通常よりも多く入れて薄めることが効果的です。
また、カフェインには覚醒作用があるため、18時以降は子供にコーヒーなどを飲ませないように注意をしてください。
カフェインの効果は個人差がありますが、身体が小さい子供はその影響を強く受けやすいからです。
カフェインに関するその他の情報
カフェインレスコーヒーや紅茶は何杯まで飲んでも大丈夫なのか?
まとめ
子供がカフェインを過剰摂取してしまうと、健康に害をもたらす可能性があります。
そういったカフェインの悪影響から子供を守るために、この記事がお役に立てれば幸いです。