コーヒーや紅茶には「カフェイン」が含まれていることが有名ですが、カフェインの具体的な効果がよくわからない方は多いのではないでしょうか?
「目が覚める効果がある」といったこと以外にも、カフェインには様々な効果が存在します。
また、カフェインを摂取してから、その効果がいつからいつまで続くのかも気になるところです。
そこで今回の記事では、
- カフェインの効果とは?
- カフェインの効果はいつから現れるのか?
- カフェインの効果はいつまで続くのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
カフェインの効果とは?
結論から言えば、カフェインの主な効果は「眠気覚まし」です。
より正確には、カフェインが脳内で眠気を作り出す「アデノシン」という物質をブロックすることによって生じる覚醒効果ですね。
「アデノシン」は、脳の覚醒作用をストップさせ神経を落ち着かせるはたらきがあるのですが、これによって人間は眠気が生じます。
しかし、カフェインはこのアデノシンの効果を阻害するため、「眠気覚まし」に効果的だと言われているわけです。
また、「眠気覚まし」の他にもカフェインにはさまざまな効果が存在します。
具体的には、
2・身体の血流を促す血管拡張作用
3・老廃物の排出を促す利尿作用
4・痛みを抑える鎮痛作用 など
以上です。
これらの効果がとくに有名ですね。
カフェインが風邪薬や頭痛薬などの医薬品に用いられることがあるのは、こういった効果があるからです。
注意点としては、「カフェインの効果には個人差がある」ということです。
同量のカフェインを摂取したとしても、人によっては効果が異なるといったことが起きる可能性があります。
カフェインの効果はいつから現れるのか?
体格などによって個人差が生じますが、カフェインの効果が現れるようになるまでにかかる時間は「30分~1時間」ほどだとされています。
具体例としては、ホットコーヒーで30分、アイスコーヒーで1時間ほどかかるそうです。
もしも、カフェインの効果を早く必要とするのであれば、ホットコーヒーを飲むと効率的だということですね。
また、一般的に紅茶などよりもコーヒーの方がカフェインの含有量が多いです。
EFSAの示したカフェインの最大摂取量から逆算すると、紅茶は1日約1.3リットル(ティーカップ10杯分程度)飲めるのに対して、コーヒーの場合は1日660ml(マグカップ約2杯半)程度とかなりの差があります。
カフェインの効果はいつまで続くのか?
結論から言えば、カフェインの効果は5~7時間ほど持続します。
くわしく説明すると、カフェインの効果は飲んでからおおよそ3時間が経過した頃が最大効果を発揮する時間帯になります。
その後、徐々に効果が薄くなっていき、5時間~7時間ほどで完全に効果がなくなります。
もしも、カフェインを眠気改善のために利用したいのであれば、これらの時間を目安としておくと便利です。
カフェインの効果が山なりに進行していくので、必要になる時間帯に合わせるわけですね。
ただ、カフェインの代謝は個人差が大きく、もっと早く影響が現れる人や、もっと長時間効果が継続する人もいます。
また、毎日コーヒーを飲んでカフェインを摂取していると効果が弱くなることがある点にも注意をしておきましょう。
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まとめ
コーヒーなど、カフェインが含まれる飲料を利用している方は多いかと思います。
そんなカフェイン製品を上手く使うために、その効果は正確に把握しておきたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。