「カメムシ」は強烈な悪臭を放つ害虫です。
暖かい季節になるとカメムシをちらほら見かけるようになりますが、家の周囲にカメムシを寄せ付けたくないと考える方は多いでしょう。
しかし、そのための具体的な方法がわからないと悩んでしまいますよね。
そこで今回の記事では、カメムシ対策と駆除を家で行う時のやり方について、お伝えさせていただきます。
カメムシ対策と駆除を家で行う時のやり方はこれ!
1・ハッカ油で撃退する
カメムシはハーブ系の香りを嫌う昆虫です。
そのため、ハッカ油の臭いを利用してカメムシ対策を講じることができます。
薬局などで購入したハッカ油を、スプレーボトルに入れて網戸や窓に吹きかけるだけで大丈夫です。
注意点としては、ハッカ油は雨風などで薄まっていくので、定期的に散布をする必要があることですね。
環境などにもよりますが、1周間程度の感覚で散布すると良いかと思います。
2・殺虫剤を使用する
カメムシに対して殺虫剤を使って駆除していきましょう。
通常の殺虫剤も効果的ですが、カメムシを低温で凍結させる「凍結スプレー」がおすすめです。
カメムシは刺激を感じると悪臭を放つので、そうなる前に瞬時に凍結させるので、悪臭の被害を抑えることができるからですね。
また、カメムシに対して忌避効果のあるスプレーであれば、外壁・内壁・窓・網戸・玄関などに噴霧しておけば、カメムシをその場所に寄せ付けなくすることができます。
駆除剤は吊るすタイプや塗るタイプなど様々なものがあるため、自分の環境に合った物を選ぶと良いでしょう。
3・自宅周辺の雑草を取り除く
カメムシは葛(クズ)のような植物の葉の裏側に卵を植え付けるため、手入れがされず雑草が生い茂っている環境はカメムシにとって都合が良い場所になります。
場合によってはカメムシの大量発生などの事態を引き起こす原因の1つになる可能性もあります。
そのため、自宅周辺の雑草を取り除くことにより、カメムシの数を減らし、家から遠ざけることができるようになります。
また、カメムシ以外にも、ゴキブリなどの害虫対策にもなるのでおすすめです。
4・秋の繁殖期に注意をする
カメムシは主に秋ごろに繁殖期を迎えるため、子孫を残すために活発に動き回ります。
その結果、カメムシとの遭遇頻度も向上するため、この時期になる前に念入りに対策をすることで、カメムシからの被害を減らすことができるようになります。
上記にあるカメムシが卵を産みやすい場所などでは、大量のカメムシとの遭遇が予想されるため、雑草を刈り取ったり、その近くの窓などに忌避スプレーを散布しておくと良いでしょう。
5・家の中の隙間を塞ぐ
家のカメムシ対策をするなら隙間を塞ぐことも重要です。
カメムシの場合は「2mmの隙間」があれば室内へ侵入することができるため、エアコンの排水パイプ・通気口・換気扇・室内の壁のヒビ割れなどの隙間から侵入が考えられます。
また、経年劣化や地震などの災害で家に被害が出ると、思わぬところからカメムシが入ってくることもあります。
そのため、こういった家の隙間を修繕し、塞いでいくことでカメムシ対策とすることができるわけですね。
もちろん、ゴキブリやムカデなどの他の害虫対策にも繋がります。
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まとめ
カメムシが何度も家の中へ入ってくるなんて本当に最悪ですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。