「カメムシ」は耐え難い悪臭を放つ害虫です。
そんなカメムシがマンションに出没して悩みの種になることがあります。
あるいは、洗濯物を干すベランダにカメムシが現れるようになると、洗濯物などに悪臭がついて嫌な思いをすることがありますよね。
そこで今回の記事では、
- カメムシ対策でマンションの場合はこの方法で！
- カメムシ対策でベランダの場合は？
これらのことをお伝えさせていただきます。
カメムシ対策でマンションの場合はこの方法で！
１・部屋の中の隙間を塞ぐ
カメムシは小さな隙間があれば、そこを自由に移動することができる昆虫です。
具体的には、「２ｍｍの隙間」があれば室内へ侵入することができるため、ちょっとした隙間から入ってきてしまうわけですね。
そこで、エアコンの排水パイプ・通気口・換気扇・室内の壁のヒビ割れといった、カメムシの侵入経路となる隙間を塞いでしまいましょう。
パテを使って隙間を埋めたり、換気扇カバーや不織布を活用すると良いでしょう。
エアコンの排水ホース（ドレンホース）には、先端部分にネットなどで覆ったり、防虫キャップを設置することが効果的です。
２・紫外線対策をする
カメムシは、照明などが発する紫外線に集まるという習性があります。
例えば、玄関灯や窓から漏れる部屋の照明の光などが挙げられます。
こういった照明の光が外へ漏れていると、それにカメムシが集まってくるので、結果的に室内に侵入してくる可能性が高くなってしまいます。
そこで、蛍光灯などの照明を紫外線カットのものに変えたり、紫外線カットフィルムを窓に貼ることが効果的です。
３・洗濯物を取り込む時に注意する
カメムシは体重が非常に軽い昆虫であるため、マンションへの吹上の風に乗って上層階に上がってくることがあります。
これにより、ベランダなどに干している洗濯物にカメムシが付着し、それに気が付かないまま洗濯物を取り込み、室内にカメムシが侵入するということがあります。
そのため、洗濯物を取り込む前に、カメムシが付着していないかをチェックしておくと良いでしょう。
もしも、カメムシが付着しているのを発見した場合は、カメムシを驚かせない様にティッシュペーパーなどでふんわりと被せて外へ出すか、チラシなどにスッと乗せて外に逃がすのが良いでしょう。
カメムシ対策でベランダの場合は？
１・忌避+駆除スプレーを使う
カメムシがベランダによく飛来してくる場合、その周囲にカメムシに対して効果のある忌避+駆除スプレーを噴霧しておくと良いでしょう。
製品や環境にもよりますが、１周間以上に渡り効果を発揮してくれるものもあります。
その性質上、スプレーを噴霧しておけば、後は放置しても問題ないので手間があまりかからないことが利点ですね。
ただ、時間経過や雨風などでスプレーが薄まることになるので、定期的に噴霧する必要があることには注意をしておきましょう。
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２・防虫ネットを使う
可能であれば、ベランダ全体を・防虫ネットで覆い、カメムシの侵入を物理的に不可能にするという方法もあります。
この方法であれば、そもそもカメムシがベランダに入ってこなくなるので、一度ネットを設置してしまえば死骸の掃除などの手間も必要ありません。
ただ、戸建住宅の場合は問題ありませんが、アパートやマンションなどの場合、「景観を損ねる」などの理由で防虫ネットを設置できない可能性があります。
トラブルを防ぐためにも、防虫ネットを設置する前に規約などを確認しておくようにしましょう。
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まとめ
カメムシが頻繁に部屋の中やベランダに集まると、本当に不快ですよね。
そのような状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。