ベッドは一日の疲れを癒やすための重要な家具ですが、ベッドのマットレスが「ダニ」まみれになることがあります。
ベッドは常に清潔な状態にしておきたいですが、ダニが発生する原因がわからないと駆除などの対処が難しいですよね。
また、ダニが大量発生したマットレスは買い替えるべきなのかも気になります。
そこで今回の記事では、
- マットレスがダニだらけになる原因とは?
- マットレスのダニを駆除する方法まとめ
- ダニが大量発生したマットレスは買い替えるべき?
これらの情報をまとめてみました。
マットレスがダニだらけになる原因とは?
マットレスがダニだらけになる原因は、ダニの生態に関わりがあります。
ダニも生き物である以上、自身の生存に適する環境でなければ生きていけませんし、繁殖も難しいです。
そして、その観点から考えると寝具であるマットレスは最高の環境と言えるからですね。
具体的には、ダニが好む環境には以下のような条件が挙げられます。
2・湿度60~70%
3・人のフケや垢、汗などダニのエサがある
4・上記の条件が安定して長期間続く
以上です。
人間が使用するマットレス、そして寝室はこれらの条件をすべて満たす可能性が高いです。
1~3番はもちろん、近年は暖房などの住宅環境、加湿器・空調などの普及により、ダニにとって天国のような住環境が1年中保たれているからです。
その結果、マットレスをはじめ家の中でダニが大量発生することが珍しくないわけです。
マットレスのダニを駆除する方法まとめ
マットレスのダニを駆除する方法としてまず挙げられるのが「掃除・洗濯」です。
まず、マットレスに対して掃除機をかけましょう。
前章にもあるように、ダニは人のフケや垢などをエサとしているため、これらを取り除くことができます。
エサの総量が減少すれば、それだけダニは繁殖しにくくなりますからね。
また、毛布やシーツなどを洗濯することも同じです。
こちらは肌に直接当たるため、マットレスよりもダニのエサが残りやすいと言えます。
その他の駆除方法では、ダニが高熱に弱いことを利用したやり方があります。
布団乾燥機でマットレスに熱を加えることにより、マットレス表面やそれに近い場所にいるダニを駆除することができます。
その際は、布団乾燥機を50℃以上に設定するようにしましょう。
注意点としては、この方法ではマットレスの繊維の奥にいるダニまでは駆除できないことです。
そういった場所にいるダニには、単純に熱が届かないためですね。
そのため、他の駆除方法と並行して行うと良いでしょう。
最後に、市販されているダニ駆除シートを使う方法があります。
これは、誘引剤によってダニを誘い出して、内部にある粘着部分で捕獲するというものになります。
こちらはマットレスなどに設置するだけで駆除効果を発揮してくれるので、作業が楽だというメリットがあります。
ただ、商品にもよりますが、数ヶ月ごとに交換する必要があるので費用はかかります。
ダニが大量発生したマットレスは買い替えるべき?
ダニによるアレルギー症状などを懸念する場合は、思い切ってマットレスを買い替えるのも手段の1つです。
一般的に、マットレスの交換時期はおおよそ10年程度が目安だとされているので、これに該当するようであれば丁度良いとも言えます。
ただ、マットレスは頻繁に交換するほど安くはありません。
良い性能のものを求めると相応の金額が必要になりますからね。
そのため、基本的には前章にあるような駆除・予防方法を実践していくことが現実的かと思います。
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まとめ
マットレスがダニだらけになる原因は、ダニの生態に関わりがあります。
ダニも生き物である以上、自身の生存に適する環境でなければ生きていけませんし、繁殖も難しいです。
そして、その観点から考えると寝具であるマットレスは最高の環境と言えるからですね。
具体的には、ダニが好む環境には以下のような条件が挙げられます。
2・湿度60~70%
3・人のフケや垢、汗などダニのエサがある
4・上記の条件が安定して長期間続く
以上です。
また、マットレスのダニを駆除する方法としてまず挙げられるのが「掃除・洗濯・高熱・駆除製品の使用」です。
駆除・予防ともに効果があるので、定期的に実践してダニを駆逐していきましょう。
最後に、マットレスの買い替えは必要なら思い切って決断すべきでしょう。
もちろん、予算と相談をする必要がありますが。