クワガタが蛹化する時期とは?蛹の期間や前兆は? | ごろん小路。

クワガタが蛹化する時期とは?蛹の期間や前兆は?

「クワガタ」と言えばカブトムシと並んで夏の人気者ですよね。

そんなクワガタですが、クワガタを飼育していると幼虫が蛹になる時期がやってきます。

そのため、クワガタの蛹になる時期や蛹化(ようか)する前兆などを知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • クワガタが蛹化する時期とは?
  • クワガタが蛹でいる期間はどのくらい?
  • クワガタが蛹化する前兆とは?

これらの情報をまとめてみました。

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クワガタが蛹化する時期とは?

結論から言えば、クワガタが蛹化する時期は「4月上旬以降」になります。

寒い冬の季節が終わり、気温が安定してきた4月上旬以降にクワガタの幼虫は蛹になるわけですね。

あるいは、気温が例年よりも高い場合は、3月下旬でもクワガタが蛹になることが考えられます。


また、クワガタの幼虫が飼育ケースや瓶の底などで蛹化していた場合、注意すべき点があります。

こうなると、幼虫の周囲で発生する水分がマットに吸収されず、瓶やケースに水滴として残ってしまうことが問題となるからです。

こうなると、クワガタが窒息してしまったり、羽化不全になって死んでしまうなどの危険が生じます。

そのため、クワガタが飼育ケースの底の方で蛹化しているのを見つけたら、ゆっくりと瓶やケースを逆さにしてあげてください。

こうすることで、余計な水分がクワガタを害することがなくなります。

その際は、蛹の状態のクワガタに余計な衝撃が発生しないように、慎重に飼育ケースを逆さにしましょう。

蛹となったクワガタは卵の状態の次に弱い姿であり、外部からの衝撃にとても弱いと言えます。

ですので、強い刺激を与えないようにしてあげてください。

クワガタが蛹でいる期間はどのくらい?

クワガタが蛹でいる期間は、「およそ4~8週間」になります。

また、クワガタの飼育期間中の温度が高いほど、早く羽化する傾向があります。

ちなみに、クワガタが蛹でいる期間は、基本的には放置することをおすすめします。

前章にもあるように、蛹となったクワガタは非常に弱いので、ちょっとした衝撃が命取りになることが懸念されるからです。

例えば、蛹のクワガタの身体が傷つくと、そこから体液が漏れ出てそのまま死んでしまうことが多いです

そして、蛹の状態のクワガタがいる飼育ケースの湿度ですが、これはマットの表面が乾いていたら霧吹きで軽く水分を与えるようにしましょう。

マットの水分量が多くなりすぎないように注意をしてください。

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クワガタが蛹化する前兆とは?

クワガタの幼虫が蛹化する前兆としては、以下のようなものが挙げられます。

1・幼虫の身体がクリーム色になる
2・幼虫の身体にシワが多くなる
3・飼育ケースの中をぐるぐると移動する
4・足が短くなり、動き辛そうにしている
5・空洞のようなものを作ろうとしている

以上です。

クワガタの幼虫に、これらの様子が見られるようであれば、それは蛹化する前兆だと言えるでしょう。

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まとめ

クワガタが蛹化する時期は、「およそ4~8週間」になります。

大切なクワガタが成虫になるためにも、しっかりと管理をしてあげたいですね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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