台所に行くと黒くて素早いアレの姿が!
害虫の代表格であるゴキブリですね。
台所を始め、家の中でゴキブリと遭遇すると本当に嫌な気分になってしまいます。
1匹いると30匹はいるという言葉もありますし、最悪ですよね。
何とかゴキブリ対策をして、家の中から奴らを退治してやりたいところですが、具体的な方法がよくわからず悩んでしまう方は多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、ゴキブリ対策で家の中で出来る方法についてお伝えさせていただきます。
ゴキブリ対策で家の中で出来る方法はこれ!
1・網戸やサッシの隙間を塞ぐ
ゴキブリが家の中へ侵入する場合、網戸やサッシの隙間から入ってくることがあります。
最低でも1.5mmの隙間があるのなら、ゴキブリはそこから侵入してくる可能性があります。
特に、網戸は経年劣化などで破れやすいですし、サッシは地震などで歪んだ影響で隙間が生じていることが珍しくありません。
そのため、ゴキブリの侵入を防ぐために、こういった隙間を隙間テープなどでしっかりと塞いでしまいましょう。
ゴキブリ以外にも、コバエやアリなどの侵入を防ぐことにも繋がりますしね。
また、ゴキブリは上記の隙間のように、小さいな隙間から家の中へ忍び込んでくるイメージが強いですが、それだけではありません。
例えば、夏に窓と網戸の両方を開けっ放しにしていると、ゴキブリはそこから堂々と家の中へ入ってきます。
網戸があると視覚的に鬱陶しく感じるかもしれませんが、ゴキブリ対策のために網戸はしっかりと閉めておきましょう。
2・玄関やベランダからの侵入を防止する
ゴキブリは玄関やベランダからも家の中へ入ってきます。
こういった場所は毎日のように人が出入りすることになるので、人が移動するときに合わせてゴキブリが家の中へ入ってしまうわけですね。
そこで効果的なのがハッカやミントなど、ゴキブリが嫌う臭いを使う方法です。
やり方としては単純で、ハッカ油などを玄関やベランダにスプレーしておくだけで大丈夫です。
この方法の注意点としては、人工香料などが入っているアロマなどは、ゴキブリ避けに効果が薄いことが挙げられます。
例えばハッカ油なら、ゴキブリはハッカ油に含まれるテルペン化合物を嫌うため、これがゴキブリの侵入防止に効果を発揮します。
しかし、100円ショップなどで販売されているアロマなどはエタノールと人工香料が主成分となっている商品があり、これらはゴキブリへの忌避効果が薄いからです。
そのため、商品を購入する前に主成分がどのようなものなのかを確認すると良いでしょう。
3・植木鉢などを移動させる
ベランダや玄関にある植木鉢などはゴキブリの卵が植え付けられることがあります。
ゴキブリは暗い場所・狭い場所・湿度がある場所を好む性質があるため、これらの条件を満たす植木鉢はゴキブリにとって非常に都合が良い存在と言えます。
しかも植木鉢を人が出入りする場所の近くに置いておくと、そこからゴキブリが簡単に家の中へ入ってきてしまいます。
また、植木鉢以外にも庭にある木材なども該当します。
ムカデやシロアリなど、他の害虫の棲家になることもあるため、家の周辺の環境を整備して害虫が自宅の近くに来ないようにすると良いでしょう。
4・排水管や排水溝からの侵入を防ぐ
お風呂やキッチンの排水溝やベランダの排水管、エアコンのドレインホースなどはゴキブリの出入り口になることがあります。
最近の住宅では問題ありませんが、古民家などではお風呂やキッチンにある排水溝にS字管が使われておらず、ゴキブリの侵入を防げない可能性があります。
そのため、網目の細かい排水口ネットを設置するなどの対策を取っておきましょう。
また、ベランダにある雨水を排水する排水管や、エアコンのドレインホースからもゴキブリは侵入してきます。
これらにはS字管のようなものは付いていないことがほとんどなので、排水溝ネットを設置したりドレインホースに逆流防止弁を付けると良いでしょう。
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5・家の中の掃除をする
ゴキブリは雑食性なので、基本的に何でも食べて成長・繁殖します。
床に落ちている食べカスやペットフードなどはもちろん、紙類やホコリすらもエサになります。
そのため、しっかりとした掃除を定期的に行うことがゴキブリ対策へ繋がるというわけですね。
また、三角コーナーやゴミ箱の中にある生ゴミ、中身が僅かに残ったジュース缶などは見落としがちなので注意した方が良いでしょう。
長期保存に適した玉ねぎやジャガイモは冷蔵庫で保管してい場合がほとんどなので、これも同様ですね。
6・室内を乾燥させる
上記のもあるように、ゴキブリは湿度の高い場所を好みます。
そのため、窓や部屋の扉を開けるなどして通気性を上げ、室内を乾燥させるこがゴキブリ対策に繋がります。
湿気がひどい場所であれば乾燥剤や炭を設置したり、扇風機を使って風を送り湿度を下げることが出来ます。
7・置き餌タイプの駆除剤を使う
ゴキブリは夜行性であり、人間が眠っている時間帯に活動します。
そのため、ゴキブリを退治するためには夜中問わず効果を発揮する方法を採用するのが効率的です。
そこで活躍するのが置き餌タイプの駆除剤です。
毒餌を食べたゴキブリが、そのまま毒餌を巣へ持ち帰れば集団の全滅が期待出来ますし、家具の隙間など手が出せない場所にいるゴキブリたちを駆除することが出来ます。
置き餌タイプの駆除剤を使うのであれば、ゴキブリの通り道になりそうな「暗く狭く湿度がある場所」に設置すると良いでしょう。
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まとめ
ゴキブリは本当に不快な害虫ですよね。
そんなゴキブリを一掃するために、この記事がお役に立てれば幸いです。