梅雨になると湿度が高くなりジメジメしますよね。
そうなると心配なのが「カビ」です。
「食パンがいつの間にかカビまみれになっていた!」といったことが起こりえますからね。
食品を無駄にしないために、健康を守るためにも、食品にカビが生えないようにする方法を知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 梅雨時にカビが食品に生えることを防止する方法はこれ!
- カビが生えた食品を食べた時はどうするのか?
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
梅雨時にカビが食品に生えることを防止する方法はこれ!
1・食品をすばやく消費する
当然ではありますが、食品を保管する期間が長ければ長いほど、カビが生える危険性が高まります。
冷蔵庫などに保管している食品は、意識して早めに消費することを心がけるようにしましょう。
また、同様の理由で食材の買い込み過ぎにも注意して下さい。
食材を一定期間内に消費しきれない場合、それだけカビが生える可能性が高くなるからですね。
2・食材の保管方法に注意する
一般的にカビの発育に適した温度は、「15℃から30℃」だと言われています。
食品にカビが発生する可能性をゼロには出来ませんが、この温度を下回るように注意すると良いでしょう。
また、食材の表面に水滴が付いているなどの場合は、食材を保管する前に水滴を取り除いてあげましょう。
他にも、ビニールパックに入った乾燥食品などは、保管場所で著しい温度差が生じると、ビニールパック内部に結露が発生する可能性があります。
結露が定期的に発生することはカビの発生に直結してしまうので、保管場所では急激な温度変化が起こらないように注意しましょう。
3・カビが生えやすい食品に注意しておく
食品の種類によっては、カビが生えやすい食品・生えにくい食品が存在します。
例えば、みかんやリンゴ、お饅頭やケーキのような糖度の高い食品はよくカビが生えます。
ジュースやペットボトルに入った飲料水、食パンなどのような水分が大量に含まれている食品も同様ですね。
また、一見して密封性が高いように見える瓶詰めのジャムなどは、空気と接触する機会が多いため、カビが生えやすい食品になります。
このように、「糖度が高く」・「水分が大量に含まれており」・「空気と接触する機会が多い」といった食品はカビが発生しやすいと言えるでしょう。
これらの条件を満たしている食品は、早めに消費したり、大量に買い込まないようにすると良いでしょう。
4・食品の保管場所へカビを持ち込まない
食品を保管している場所にカビを持ち込まないことも重要になります。
すでにカビが生えている食品はもちろん、ソ-スや調味料といった容器の蓋・パッキン部分にカビが生えていることもあります。
こういった調味料などの容器は、アルコ-ルなどに浸した清潔な布で拭き掃除をしておくと、カビの発生をある程度予防できます。
あるいは、調味料などを冷蔵庫内で保管したい場合は、カビが生えにくいチューブ状の商品を利用すると良いでしょう。
5・食品の常温保存をしない
カビの発生を防止するためには、食品を冷蔵・冷凍保存するのが適切です。
例えば、醤油を常温保存している方は多いかと思いますが、冷蔵保存の方が良いわけですね。
また、食パンは通常冷蔵保存することがほとんどですが、梅雨時には冷凍保存しておくとカビの発生防止に効果的です。
冷凍保存した食パンは、食べる時にトースターでトーストすれば美味しく食べることが出来ますしね。
カビが生えた食品を食べた時はどうするのか?
注意していても、カビが生えた食品をうっかり食べてしまうことがあります。
そういった時はカビによって健康が害されないか不安になりますよね。
結論から言うと、食べてしまったカビは人体の免疫機能によって、他の食品と同じように消化されます。
ただ、カビによってアレルギー反応が引き起こされる可能性があります。
吐き気や嘔吐などの症状が異様に長引くようであれば、病院を受診した方が良いでしょう。
梅雨に関するその他の情報
梅雨に関するその他の情報は、以下の記事にまとめています。
梅雨時に食中毒になりやすい原因はこれ!対策方法についても紹介
梅雨時に革靴にカビが生えた時の対処方法はこれ!必要な道具も紹介
梅雨時の革靴の手入れはこの方法で!保管の仕方や必要な道具を紹介
梅雨前に洗車する意味はこれ!タイミングについてもくわしく紹介
梅雨時にカーテンでカビが発生した時やレースカーテンの時の落とし方とは?
梅雨時のトイレの臭いがひどい時の掃除方法やその理由をくわしく紹介
梅雨時に畳でカビが発生した時の掃除方法や注意点をくわしく紹介
梅雨の湿気対策で部屋の除湿に効果的な方法についてくわしく紹介
まとめ
梅雨になると食品にカビが生えないか、気になってしまいますよね。
そんな状態を改善するために、この記事がお役に立てれば幸いです。