梅雨に入り、ジメジメとした湿気が出てくると浴室で黒いアイツを目にするようになります。
そう、にっくきカビです!
タイルの隙間などにはびこるカビは、ただ視界に入るだけで不快なものですよね。
また、浴室にカビが生えた後に掃除をするとなると、大変な労力が必要になります。
そのため、浴室にカビが発生しないように防止することが大切になるわけですね。
そこで今回の記事では、梅雨時に浴室のカビを防止する方法についてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
梅雨時に浴室のカビを防止する方法とは?
それでは早速、梅雨時に浴室のカビを防止する方法をご紹介させていただきます。
換気をする
カビが生育するためには、4つの条件が満たされる必要があります。
この条件が満たされた時、カビは爆発的に増殖することになります。
その条件とはつまり、
2・温度……20℃~30℃
3・栄養……こべりついた水垢や髪の毛、石鹸など
4・酸素……これはそのままの意味ですね
以上になります。
これらの中でも特に「湿度・温度・栄養」の3つが揃うと、カビは爆発的に増えていきます。
浴室はこの条件全てを満たすため、カビにとってはまさに絶好の繁殖場だと言えます。
そのため、まずは浴室内の空気を換気して流動させ、湿度と温度を下げるようにしましょう。
浴室内の湿度と温度を下げることは、そのままカビの防止につながるというわけですね。
ちなみに、換気扇が汚れていると換気能力が大きく低下してしまいます。
この状態では、いくら換気してもカビ防止の効果が期待できないので、きちんと綺麗な状態になるよう掃除するようにしましょう。
また、定期的に換気扇の状態をチェックすると良いです。
熱湯・冷水をかける
カビは50℃以上の熱湯を5秒以上かけ続けると死滅します。
そのため、1週間ごとに壁やタイルなどに熱湯をかけるとカビを防止できます。
また、浴室を使用した直後は湿度・温度ともに高い状態となっています。
こんな時は冷水を使い、壁などを洗い流してしまいましょう。
残った石鹸の泡なども洗い流すことが出来ますし、浴室内の温度を下げることはカビの防止に繋がりますからね。
浴室を清潔な状態にする
水垢や髪の毛などは、カビにとって絶好のエサになります。
例えば、浴室内の鏡が曇ったままの状態だと、それは水垢が付いている場合があります。
他にも、浴槽内の黒い汚れなどもそうですね。
排水口にはピンク色の汚れが目につくことがあると思います。
これらの汚れをしっかりと掃除することが、カビの防止に繋がります。
浴室内を定期的に掃除をする習慣を身につけると良いですね。
また、浴室内の掃除に重曹などを使うことがあるかと思いますが、この重曹が残ったままだとカビの繁殖の原因になることがあります。
重曹以外に浴室の掃除に使うことがあるものであれば、お酢もこれに該当します。
こういったものを使用した後は、しっかりと洗い流すように気をつけましょう。
天井を綺麗にする
浴室内の掃除をする際に忘れがちなのが天井です。
壁やタイルをしっかりと綺麗にしても、天井のカビを残したままではいくらでもカビの胞子が飛び散ることになります。
カビの防止のためには、浴室内のカビすべてを減少・死滅させることが重要なので、天井の掃除もしっかりと行うようにしましょう。
また、天井の掃除はワイパーなどを使うと楽にできます。
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まとめ
浴室内のカビは本当に嫌なものですよね。
カビがはびこってからの掃除は、大変な労力を必要とします。
そのため、そうなる前にカビ防止に務めたいですよね。
あなたの快適な生活のために、この記事がお役に立てれば幸いです。