熱中症の応急処置のやり方はこれ!必要な道具などもくわしく紹介 | ごろん小路。

熱中症の応急処置のやり方はこれ!必要な道具などもくわしく紹介

夏に向かって気温や湿度が上がってくると熱中症に注意する必要があります。

しかし、最近の猛暑では対策を講じていても熱中症になってしまうことがあります。

自分自身はもちろん、近くの人が熱中症になった時に応急処置の方法がわからず、悩んでしまうのは避けたいですよね。

そのため、熱中症に対する正しい応急処置のやり方を知っておきたいところです。

そこで今回の記事では、熱中症の応急処置のやり方について、お伝えさせていただきます。

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熱中症の初期症状はどんなものがあるのか?

熱中症は事前に予防するのがベストですが、もしも熱中症になってしまった場合、初期症状の内に応急処置を施してしまうことが望ましいです。

そのため、まずは熱中症の初期症状はどんなものがあるのか、それをあらかじめ知っておくことが大切になります。

熱中症の初期症状には、

1・目眩や立ちくらみ
2・筋肉の硬直や痛み
3・こむら返り(筋肉がつる)
4・大量の発汗

などが挙げられます。

この初期症状の段階では、意識がはっきりしていることが多いため、自発的に応急処置を施すようにしましょう。

また、熱中症の症状が進行していくと、頭痛や吐き気、倦怠感などの様々な症状が現れ始めます。

最悪の場合は意識障害・運動障害のように、自分の力で身体を動かすことが危険性もありますので、初期症状の内に応急処置をして重篤化することを防ぐようにしましょう。

熱中症の応急処置のやり方はこれ!

1・涼しい場所へ移動する
炎天下で遮蔽物がまったくないような場所、体育館や建物の最上階など、直射日光が当たる・高温多湿である場所に留まらず、すぐに涼しい場所へ移動するようにしましょう。

エアコンなどが効いた涼しい室内が近くあれば良いですが、近くにそういった場所が無い場合は、風通しが良い木の陰などで安静にすると良いでしょう。


2・衣類を脱いで体温を下げる
上がった体温を下げるために衣類を脱ぎましょう。

肌に直接扇風機などの風を当てるのも効果的です。

体温が異様に高い場合は、両側の首筋や脇、太ももの付け根などにタオルを巻いた保冷剤を当てて冷やすやり方があります。

また、この方法は熱中症による意識障害で動けなくなった人にも有効です。


3・水分や塩分を補給する
熱中症で脱水状態になってしまった場合、早急な水分補給が望まれます。

しかし、大量の発汗などにより身体からは水分以外にも、塩分・ミネラルなどが失われています。

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水分補給と言うと水だけを飲んでしまいがちですが、失われた塩分やミネラルなどの補給が重要になります。

そのため、スポーツドリンクや経口補水液のように、水分と塩分などを同時に補給出来る飲料水を飲むことをおすすめします。

ちなみに、熱中症により吐き気や嘔吐の症状が現れている場合、無理に大量の水を飲むことはやめておきましょう。

その場合は、飲んだ水を吐き出さないペースでゆっくりと摂取すると良いでしょう。


また、熱中症の脱水状態を予防するために、清涼飲料水やジュースで水分補給を行うことはおすすめできません。

何故かと言うと、清涼飲料水やジュースには大量の砂糖が含まれていることが多く、カロリーオーバーになってしまうからです。

常態的に清涼飲料水やジュースを飲んでいると、糖尿病などのリスクが高まってしまうので、麦茶を飲むなどの工夫をした方が良いでしょう。

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まとめ

熱中症への応急処置は正しい方法で行いたいですよね。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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