「熱中症」は時に命を脅かす恐ろしい症状です。
そんな熱中症ですが、具体的な対策方法がわからないと困ってしまいますよね。
また、熱中症対策をいつから始めるべきなのかも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- 熱中症対策におすすめの方法はこれ!
- 熱中症対策はいつから始めれば良いのか?
これらのことをお伝えさせていただきます。
熱中症対策におすすめの方法はこれ!
1・こまめな水分補給
熱中症対策では、こまめな水分補給がとても重要です。
熱中症は暑い場所などにいることで体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまくできなくなるために発生するからですね。
また、水分補給を行う際は「喉が渇いていると感じるから水を飲む」のではなく、「喉が渇く前に水を飲む」ことが大切です。
そのため、こまめな水分補給が必要になるわけです。
とくに、小さい子どもは大人に比べて体温調節機能が十分に機能していないため、熱中症になりやすいので注意が必要になります。
新陳代謝も活発なため、汗のかく量も多いので脱水症状にも気をつけてあげましょう。
ちなみに、スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は、身体への水分吸収がスムーズに行われるためおすすめです。
自分で手軽に作れる食塩水を利用するという方法もあります。
目安としては、1リットルの水に対して1~2グラムの食塩を加えたもので大丈夫です。
2・しっかりとした食事を摂る
暑い時期は食欲がなくなることも多く、栄養を十分に摂れていないことも少なくありません。
「毎日素麺しか食べない」といった食生活をしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、こういった偏った食生活は身体の調整機能を不調にしてしまうため、熱中症に陥りやすくなってしまいます。
そのため、3食バランスの良い食事を摂ることを心がけたいですね。
とくに、カリウムやビタミンB1を含む食材がおすすめです。
カリウムには筋肉の働きをよくする働きがあり、熱中症の回復にも影響がありますし、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換するときに必要なビタミンです。
カリウムやビタミンB1は、以下のような食材に多く含まれています。
ビタミンB1……穀類のはい芽(米ならヌカの部分)、豚肉、レバー、豆類など
3・十分な睡眠時間を確保する
睡眠不足になってしまうと、身体の体温調整などの機能がうまく働かなくなってしまいます。
その結果、熱中症になる可能性が高くなってしまうわけですね。
睡眠不足は熱中症以外にも、様々な悪影響をもたらすため、しっかりとした睡眠時間を安定して確保することが重要になります。
また、お昼寝では熱中症の予防にはならないことにも注意をしてください。
熱中症対策には、夜にまとまった睡眠をとることが大切というわけです。
熱中症対策はいつから始めれば良いのか?
気温が26℃~35℃、湿度が60%~90%の範囲に入ると、熱中症による救急搬送人員が多くなるというデータがあります。
そのため、これらの条件を満たし始める、「5月以降」から熱中症対策を始めると良いでしょう。
注意点としては、気温が低かったとしても、湿度が高かったり、体調が悪かったりすると熱中症になりやすいことです。
とくに、5月ごろは身体が暑さに慣れていない時期でもあるので、水分補給や睡眠時間の確保、しっかりとした食事を摂るよう心がけてください。
熱中症に関するその他の情報
熱中症に関するその他の情報は、以下の記事にまとめています。
熱中症の応急処置のやり方はこれ!必要な道具などもくわしく紹介
熱中症で足がつる原因はこれ!対処方法や対策についてくわしく紹介
熱中症の水分補給をするタイミングはここ!量や飲み物の種類について紹介
熱中症の原因はこれ!症状にどんなものがあるのかもくわしく紹介
熱中症対策でエアコンの温度設定はこれ!湿度や寝るときの使い方も紹介
赤ちゃんが外出する時の熱中症対策はこれ!具体的な方法をくわしく紹介
赤ちゃんの車の中での熱中症対策はこれ!具体的な方法をくわしく紹介
熱中症対策で赤ちゃんの場合はこれ!具体的なやり方もくわしく紹介
熱中症対策で睡眠中の子供の場合はこれ!具体的なやり方をくわしく紹介
熱中症対策におすすめの方法はこれ!いつから始めれば良いのかも紹介
まとめ
熱中症は命を脅かすこともある怖い症状です。
そのため、毎日を健康に過ごすために、この記事がお役に立てれば幸いです。