「自転車のヘルメット義務化」が話題となり、気になる方は多いのではないでしょうか？
とくに、小さな子どもがいるご家庭の場合、子どもがヘルメット義務化の対象となるのか、なるのであればいつからかや罰則が気になるところです。
そこで今回の記事では、
- 自転車のヘルメット義務化は子どもにも適用される？
- 自転車のヘルメット義務化で子どもはいつから？
- 自転車のヘルメット義務化は子どもにも罰則がある？
これらの情報をまとめてみました。
自転車のヘルメット義務化は子どもにも適用される？
結論から言えば、自転車のヘルメット義務化は子どもにも適用されます。
大人や子どもといった年齢に関わらず、すべての人間が自転車利用時にヘルメットの着用に努めなければなりません。
これまでは各自治体などで対応が異なっていた場合でも、この法改正によって統一される形になります。
くわしくは、道路交通法の第六十三条の十一に記載されています。
第63条の11 第1項
自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない
第2項
自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
第3項
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
また、今後の予想ですが、自転車利用時のヘルメット着用は段階的に完全義務化される可能性も考えられます。
そのため、今のうちから自転車に乗る際のヘルメット着用を習慣化して、すぐに対応できるようにしておくと良いかと思います。
自転車のヘルメット義務化で子どもはいつから？
結論から言えば、自転車のヘルメット義務化は「２０２３年４月から」になります。
それ以前も、１３歳未満の子どもについてはヘルメットの着用が努力義務とされていましたが、今後は年齢はまったく関係ないものとなります。
そのため、子どもがどのような年齢であっても、このタイミングでヘルメット着用が努力義務となります。
また、こうした改正が行われた背景には、自転車による死亡事故のおよそ７割が頭部に致命傷を負っているという事実があります。
ですので、大切な子どもの命を守るためにも、自転車に子どもが乗る際はヘルメットを着用させるようにしましょう。
自転車のヘルメット義務化は子どもにも罰則がある？
結論から言えば、自転車のヘルメット義務化に対して罰則は存在しません。
子どもがヘルメットを着用せずに自転車に乗っても、とくにペナルティはないわけですね。
ただ、前章にもあるように自転車による死亡事故のおよそ７割が頭部に致命傷を負っているという事実があるので、安全面からすればヘルメットを着用した方が良いのは間違いありません。
また、今は罰則はなくても、未来において法律が変わり、罰則が生じる可能性はあります。
ヘルメットとは直接的な関係はありませんが、警察庁は自転車の悪質な交通違反が後を絶たないことから、反則金を課すいわゆる「青切符」による取締りを導入する方針を固めました。
そのため、ヘルメット着用に関しても、将来罰則が作られる可能性が十分にありえるので、今のうちから自転車に乗る際のヘルメット着用を習慣化して、すぐに対応できるようにしておくと良いかと思います。
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まとめ
自転車のヘルメット義務化は子どもにも適用されます。
大人や子どもといった年齢に関わらず、すべての人間が自転車利用時にヘルメットの着用に努めなければなりません。
自転車のヘルメット義務化は「２０２３年４月から」になります。
それ以前も、１３歳未満の子どもについてはヘルメットの着用が努力義務とされていましたが、今後は年齢はまったく関係ないものとなります。
また、自転車のヘルメット義務化に対して罰則は存在しません。
子どもがヘルメットを着用せずに自転車に乗っても、とくにペナルティはないわけですね。
ただ、前章にもあるように自転車による死亡事故のおよそ７割が頭部に致命傷を負っているという事実があるので、安全面からすればヘルメットを着用した方が良いのは間違いありません。
また、今は罰則はなくても、未来において法律が変わり、罰則が生じる可能性はあります。