床下浸水時の排水ポンプはこれを使う!具体的にくわしく紹介 | ごろん小路。

床下浸水時の排水ポンプはこれを使う!具体的にくわしく紹介

台風やゲリラ豪雨により床下浸水が発生すると、その後処理で水を抜く必要があります。

当然ながら、床下に汚水が溜まったままでは家にダメージが生じますし、健康への被害も懸念されます。

床下浸水時の汚水をバケツなどで汲み上げても良いのですが、非常に重労働になります。

そこで「排水用のポンプは使えないのかな?」と考える方は多いかと思います。

しかし、浴槽の残り湯などとは違い、汚水をポンプで汲み上げる場合はどのポンプを使えば良いのかわからないかと思います。

そこで今回の記事では、床下浸水時の排水ポンプはどれを使えば良いのかをお伝えさせていただきます。

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床下浸水時の排水ポンプはどれを使えば良いのか?

床下浸水時の排水ポンプはどれを使うか考える前に

床下浸水が発生した場合、排水のためのポンプをどうするか考える前にやるべきことがあります。

それは、行政の力を借りられるか確認することです。

床下浸水が発生するような災害が起こった場合、行政が何らかの支援を行っている可能性があるからです。

例えば、各市区町村には土木管理事務所があるので、まずはそこへ電話連絡をしてみましょう。

もしかすると、自宅の排水作業を行政の力を借りて行うことが出来るかもしれません。

床下浸水の規模にもよりますが、個人の力では重労働でどうしようもないことも考えられるので、行政に頼れる場合はその力を借りるとよいでしょう。

床下浸水時の排水ポンプはこれを使う

床下浸水時、床下の水はゴミなどで汚れている汚水です。

そのため、排水ポンプは汚水を吸い上げることが出来るタイプであることが望ましいです。

商品名や取扱説明の内容に、「汚水でも使用可」という記述がある排水ポンプがそれです。

リョービ(RYOBI) 水中汚水ポンプ 50Hz RMG-3000 698300A

とは言え、床下浸水が発生した時に、汚水に対応した排水ポンプが自宅に無い場合もあるでしょう。

その場合は、故障の危険性がありますが、普段浴槽から洗濯機などへ残り湯を移すために使っている排水ポンプでも代替出来ます。

ただ、こういった排水ポンプは汚水に対応していない可能性があるため、故障することが考えられます。

床下の汚水の吸い上げに使った汚水非対応の排水ポンプは、それ以後浴槽の残り湯を移すことには使えないと考えた方が無難でしょう。


また、場合によっては汚水対応の排水ポンプをレンタルすることが出来る可能性があります。

工事用機材を貸し出している業者などがこれに該当します。

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汚水対応の排水ポンプを購入するよりも金額が安くなることもあるため、可能であればこちらを検討してみても良いでしょう。

その際は、自宅の状況を業者の方とよく相談するようにすることを忘れないようにしましょう。

建機レンタルの株式会社ヨシカワ

床下浸水時の排水ポンプを使う際の注意点

床下の汚水を排水ポンプを使って吸い上げる前に、きちんとした作業着に着替えるようにしましょう。

汚水や汚泥と一緒にガラス片や釘などが流入している可能性もありますし、汚水・汚泥には雑菌などがウヨウヨいます。

怪我や病気を予防するためにも、肌が露出せず、怪我を予防できる服装が必要になるわけですね。

具体的な服装の例としては、長袖長ズボン・長靴・軍手・ゴム手袋・マスク・ヘルメット(タオルでもOK)・保護ゴーグルなどが挙げられます。


また、床下に大量の汚泥が流れ込んでいることがあります。

この場合は、排水ポンプを使い、作業ができる状態まで汚水を吸い上げた後、バケツやスコップなどを使って汚泥を取り除くと良いでしょう。

その後、真水を使って床下に残った汚泥や汚れを洗い流し、再度その水を排水していきます。

床下の泥や汚れが綺麗になるまでこの工程を繰り返していきます。

仕上げに、雑巾やスポンジなどで残った水分を吸い上げ、扇風機などを使ってしっかりと乾燥させましょう。

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まとめ

床下浸水が発生した場合、すばやく後処理をすると被害を小さく抑えることが出来ます。

そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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