「台風」は毎年のように日本へ上陸して様々な被害をもらたらしています。
そんな台風ですが、強風によって自宅などのシャッターが酷い騒音を発することがあるかと思います。
シャッターが台風の強風によって「ガタガタ」と異音を発すると不安になりますし、ご近所の方へ迷惑になることも懸念されます。
そこで今回の記事では、台風時のシャッターの騒音対策について、お伝えさせていただきます。
台風時のシャッターの騒音対策はこの方法で!
台風時にシャッターがバタバタとうるさい原因は、「シャッターに隙間があるから」です。
シャッターは通常、戸袋と呼ばれる部分に収納されており、この戸袋とシャッターの間には構造上隙間が出来てしまいます。
この隙間があるため、台風の強風が吹いた時、戸袋にシャッターがぶつかり騒音が発生するわけですね。
あるいは、戸袋の中でシャッター同士がぶつかっていることも考えられます。
そのため、シャッターのバタつき音をなくすためには、シャッターの隙間を無くすことが重要になります。
1・緩衝材を使う
台風時のシャッターの騒音対策の1つに緩衝材を使う方法があります。
おそらくこの方法が最も簡単かつ早いものになるでそう。
やり方は簡単で、戸袋とシャッターにどれくらいの隙間があるかを確認した後、その隙間に緩衝材を詰め込んでおくだけです。
ゴム版のような衝撃を吸収しやすいものが最適ですが、手元にない場合が多いかと思います。
その場合は、以下の品で代用すると良いでしょう。
2・ダンボール
3・スポンジ
4・バスタオル
5・丸めた大型のビニール袋
6・丸めた古着
以上です。
シャッター同士が激突して騒音が発生している場合も同様で、その隙間にこれら緩衝材を差し込んでおきましょう。
注意点としては、台風が通過した後に必ず緩衝材を取り外すようにしてください。
緩衝材の存在を忘れたままシャッターを動かしてしまうと、無理な動作をすることになるため故障の原因になるからですね。
2・シャッターガードを利用する
「シャッターガード」とは、アルミ合金素材で出来た棒状のシャッター固定器具で、シャッターの内側部分に取り付ける製品です。
シャッターガードをシャッターに取り付けることで、台風の強風がシャッターを襲っても、「強風がシャッターを押す力」・「強風がシャッターを引っ張る力」の双方に対処が可能となるわけです。
その副次効果として、シャッターが強風によってばたつかなくなる効果があり、結果的にシャッターの騒音を抑えることが出来ます。
もちろん、台風の強風によりシャッターが破損することを防止する効果も期待出来ます。
また、シャッターガードは軽量であるため、女性でも簡単に設置できる優れた操作性をもっていることもポイントですね。
小型シャッターガード(Sタイプ)
3・業者に相談する
台風が来る前にシャッターを業者の方に見てもらい、状態を改善することで騒音を軽減することが出来ます。
例えば、シャッターの騒音が何らかの不具合によるものである場合は、自力での修繕が難しいですからね。
ただ、シャッターの修繕や改善などを業者に依頼すると、数万円程度の費用が必要になる可能性が高いです。
金銭面で負担が大きくなることが考えられるため、工事を行う前に費用についてはしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、当たり前のことですが、シャッターの工事は時間がかかる可能性があります。
台風が来る直前だと間に合わない可能性もあるため、時間に余裕をもって行動するとトラブルを減らすことが出来ます。
台風時にシャッターが破損した場合は?
台風の強風などによりシャッターが破損してしまった場合は、加入している保険の補償対象となる可能性があります。
多くの場合は火災保険になるかと思いますが、加入している保険の詳細をしっかりと確認しておくようにしましょう。
また、台風時の保険に関する情報は、以下の記事に情報をまとめています。
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まとめ
台風時にシャッターが騒音を発すると、自分はもちろんご近所の方にも迷惑なることがあります。
そういった事態を防止するために、この記事がお役に立てれば幸いです。