「ツバメのフン」がベランダに落ちることに悩まされてはいませんか?
ベランダにツバメの巣が作られると、毎日ツバメがフンをするため不衛生な状態となってしまいます。
しかし、適切な掃除方法がわからないと困ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、ベランダに落ちるツバメのフンの掃除方法について、情報をまとめてみました。
ベランダに落ちるツバメのフンを掃除する前に
ベランダに落ちるツバメのフンを掃除する前に、ツバメのフンの危険性について理解しておく必要があります。
というのも、ツバメのような野鳥のフンには大量の雑菌や病原菌が含まれているからです。
例えば、ツバメのフンを触ったりした手で、さらに顔を触るなどをしてしまうと、これらの菌が体内へ侵入することが懸念されます。
また、ツバメのフンによって引き起こされる可能性がある病気には、以下のようなものが挙げられます。
2・クリプトコックス症
3・鳥クラミジア症
4・アレルギー性喘息
以上です。
そのため、ツバメのフンを掃除をする前に、自分の健康を守るためにマスクや手袋といった道具を揃えるようにしてください。
もちろん、フンをきれいに取り除くための掃除道具も同様です。
具体的なものとしては、
2・マスク
3・長袖、長ズボンの作業着
4・水をかけるために使うホースやバケツ
5・デッキブラシ
6・たわし
以上です。
これらの道具を揃えて作業着に着替えたら、いよいよツバメのフンを掃除していきます。
ベランダに落ちるツバメのフンの掃除方法とは?
ベランダのツバメのフンを掃除する場合、まずはベランダにある水に濡れたらまずいものを移動させます。
ツバメのフンは乾燥すると砕けて空気中に飛散しやすくなるほか、フンを水で湿らせて柔らかくするために水をかけるからですね。
そのため、水に濡れたらまずいものをベランダから別の場所へ移すようにしましょう。
物品を移動させ終わったら、ツバメのフンに水をかけていきます。
これは、ツバメのフンが空気中に飛散することを防ぐと同時に、フンを柔らかくして取り除きやすくするためです。
水をかけてフンを柔らかくしたら、デッキブラシでベランダに付いたフンを擦って落としていきましょう。
後は、フンを完全に取り除くまで、以下の工程を繰り返すことで綺麗に掃除することができます。
2・デッキブラシで掃除をする
3・フンに再び水をかける
ちなみに、フンが床ではなく、手すりなどについている時は、たわしを使って掃除をすると良いでしょう。
注意点としては、マンションなどの場合、手すりに水をかけると、その水が下へ落ちて通行人にかかる可能性があることです。
間違いなくトラブルになるため、そういった場合は、水を含ませたティッシュなどをフンに被せることで湿らせるという方法があります。
ツバメに関する注意
ベランダのツバメのフンに悩まされるということは、ツバメが頻繁にベランダに飛来してくるという状況かと思います。
その際、ツバメの扱いについて注意をしておく点があります。
それは、ツバメは「鳥獣保護法」に基づいて指定されている野鳥であるという点です。
これにより、捕まえたり傷つけることが禁止されているわけです。
つまり、ツバメによって糞害が発生しているとしても個人での勝手な駆除が出来ないことに注意をしてください。
例えば、産卵した後の巣を壊すことは、法律違反とみなされ、「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。
そのため、ツバメをベランダに近寄らせないよう、防鳥ネットを設置したり、鳥よけ対策グッズなどを利用することをおすすめします。
この目的を達成するため、鳥獣保護管理法には、鳥獣の保護及び管理を図るための事業の実施や、猟具の使用に係る危険の予防に関する規定などが定められています。
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まとめ
ベランダのツバメのフンは、ささっと綺麗に掃除をしてしまいたいですね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。