ムカデは毒をもっている害虫です。
種によっては能動的に人間に襲い掛かってくるムカデもおり、近づきたくはありませんよね。
そんなムカデへの対策で室内の場合はどうすれば良いのか、悩むことがあるかと思います。
また、ムカデ対策をいつから行うべきなのかも知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、
- ムカデ対策で室内への侵入を防ぐ方法はこれ!
- ムカデ対策はいつから行うべきなのか?
これらのことについて、お伝えさせていただきます。
ムカデ対策で室内への侵入を防ぐ方法はこれ!
1・ムカデの侵入経路を塞ぐ
ムカデ対策を室内で行う場合、重要なのはムカデの侵入経路を塞ぐことです。
ムカデはちょっとした隙間があれば、室内に入ってくることが出来るため、通気口や壁・床などにひび割れなど、ムカデが通れそうな隙間がないか確認してください。
もしも、こういった隙間が確認できた場合、すぐに塞いでしまいましょう。
また、換気のために窓やドアを開けっ放しにしていると、そこからムカデが入ってくることがあります。
ムカデ以外にもゴキブリなどが家の中へ侵入することが考えられるため、網戸のある側の窓を開けるなどの工夫をするようにした方が良いでしょう。
2・ムカデが好む場所を家の周囲から排除する
ムカデは乾燥している場所よりも、ジメジメと湿気がある場所を好みます。
例えば、家の周囲に雑草が生い茂って常に湿気があると、ムカデがそこを住処にする可能性が高くなります。
こうなると、上記にあるような侵入経路からムカデが室内に入ってきやすくなるわけですね。
また、同様の理由で植木鉢の下なども該当します。
綺麗な花が大好きで、家の周りに植木鉢やプランターを大量に設置している方は、それらの設置場所を家から離すなどの工夫をした方が良いでしょう。
3・2階のような高い場所でも油断しない
ムカデと言えば地面を這って移動するというイメージが強いですが、彼らは壁を登ることが出来ます。
それこそ壁面がツルツルになっているような場所以外は、ムカデは平然と登ってきます。
そのため、「2階なら窓を開けても大丈夫!」などと油断していると、そこからムカデが室内に入ってきてしまうわけですね。
同様の理由で、ムカデはベランダなどへも侵入してくるので、ベランダに植木鉢などの物を大量に置いているとそこを住処にされる危険があります。
4・ムカデが嫌う臭いを利用する
ムカデはハーブなどの臭いを嫌う害虫であるため、この習性を利用して室内への侵入を防ぐことが出来ます。
その中でも一番簡単なのがハッカ油を使う方法です。
ハッカ油・無水エタノール・水の3種類の液体を混ぜ合わせ、その混合物をムカデが侵入しそうな玄関や排水口などへ吹き付けておくだけでOKです。
また、ハッカ油は人体に悪影響を与えにくいため、赤ちゃんや皮膚が弱い方がいる場合でも安心して使用できます。
ただし、犬や猫はその限りではなく、ハッカ油を舐めたり吸い込んだりすることで体調を崩す危険があります。
そのため、犬や猫をペットとして飼育しているご家庭では、ムカデ対策にハッカ油を使用しないようにしましょう。
ムカデ対策はいつから行うべきなのか?
ムカデ対策を行うのに適したタイミングは2つあり、「ムカデの繁殖時期」と「ムカデの子どもが成長する時期」になります。
「ムカデの繁殖時期」は5月~6月、「ムカデの子どもが成長する時期」は9月~10月になります。
この2つのタイミングでムカデは活発に動き回るため、ムカデ対策をするのであれば、この時期の前がベストです。
例えば、それぞれの時期の一ヶ月前である「4月と8月」頃に、ムカデ対策を実行しておけば大丈夫でしょう。
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まとめ
ムカデのような凶暴な害虫が室内に入ってくるだなんてあり得ませんよね。
そんな状態にならないために、この記事がお役に立てれば幸いです。