夏から秋にかけて日本には毎年台風がやってきます。
そんな時に心配なのが外飼している愛犬の存在です。
台風などの悪天候時に、愛犬の居場所をどうしようか悩んでしまいますからね。
また、愛犬が台風に対して恐怖心を抱いた場合の対処方法も知っておきたいところです。
そこで今回の記事では、台風時に外飼いしている犬への対処方法について、お伝えさせていただきます。
台風時に外飼いしている犬への対処方法はこれ!
台風が近づいてきたら、外飼いしている愛犬を家の中へ避難させてあげてください。
台風の雨風にさらされることや、強風によって吹き飛ばされた木の枝や看板、樹木の倒木などの危険があるからです。
そして、愛犬を家の中へ避難させる場合、下記の項目に注意しておきましょう。
1・必要な道具を用意しておく
愛犬を外飼いしている場合、普段は使わない道具が必要になることになります。
例えば、愛犬のオシッコを吸収・消臭する「ペットシーツ」や愛犬のサイズに合った「クレート(持ち運び可能な犬小屋)」などですね。
これらは愛犬を家の中へ避難させる時以外にも、台風を始めとした災害により自宅から避難する時にも必要になります。
これらが無いと、愛犬を家の中などに残したまま避難所へ避難することになってしまいます。
また、当然ですが、避難先に犬や猫のようなペットへの物資はまず存在しません。
餌などもすべて自分たちで用意しておく必要があるわけです。
2・愛犬の様子を確認しておく
台風が近づいてくると、犬はその聴覚の良さから怯えることが多いです。
犬の聴覚は人間のおよそ4~10倍と言われており、このために強い恐怖を感じてしまうわけですね。
愛犬が台風を怖がっている場合、特徴的な行動を取ることがあります。
具体的には、
2・大きな音や声を非常に怖がる
3・飼い主の後をついてきたり、走り回る
4・キュンキュン鳴きだす
5・自分の足先などを舐めたり噛んだりする
6・何度もあくびをしたり、よだれを大量に流したりする
7・食欲不振になる
8・ドアをひっかいて外に出ようとする
9・尻尾を丸めてお尻の間に入れる
以上になります。
愛犬がこういった行動をとっている場合、台風に対して強い恐怖を感じていると考えて良いでしょう。
そのため、大声で愛犬に指示をしたり、叱ることがないようにしてあげてください。
彼ら彼女らは、ただ台風が怖いだけなのです。
3・愛犬に対して飼い主が配慮する
上記にもあるように、犬は台風が近づいてきたら恐怖心を抱くものです。
そのため、家族である飼い主さんが怖がっている犬に対して配慮をしてあげてください。
具体的な方法としては、
2・いつでも新鮮な水が飲めるようにしておく
3・愛犬を出来るだけ抱きしめてあげる
4・夜に一緒に寝てあげる
5・餌の量を減らす、消化しやすい餌を与える
6・飼い主さん側が精神的に動揺しないよう務める
以上になります。
台風による災害は大変なものですが、まずは自分を含めた家族全員が落ち着いて行動をするようにしましょう。
人間の不安や動揺は犬側へ伝わってしまうからですね。
また、いざ愛犬を避難させるために、日頃から避難の練習をしておくと良いでしょう。
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まとめ
大切な家族である愛犬を台風から守るために、しっかりとした対策を立てておきたいですよね。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。