日本には毎年台風がやって来ます。
この時、台風がもたらす雨による水害がよくニュースで取り上げられていますよね。
床下・床上浸水などは経験した方もいらっしゃるかもしれません。
また、河川の近くにお住まいの方は特に注意が必要かと思います。
しかし、「台風による水害への対策って、どんな方法があるのかよくわからない……」という方が多いのではないでしょうか?
台風の水害対策は準備することが出来ますので、しっかりとした対策を立てておきたいですよね。
そこで今回の記事では、台風の水害対策にはどんな方法があるのかについてお伝えさせていただきます。
ぜひ、参考にして下さい。
台風の水害対策にはどんな方法があるのか?
それでは早速、台風の水害対策の方法につてご紹介させていただきます。
土のうを用意しておく。
台風の水害対策には、敷地の入口や玄関周りに土のうを積み上げておくことが効果的です。
浸水してくる水を遮断できますからね。
土のうの数を用意できない場合、玄関などのスペースを大きく塞ぐ木の板などを用意して、板でスペースを塞いだ後に土のうで支えるなどの方法も良いでしょう。
丁度良い木の板が無い場合は、テーブルや畳などでも代用できます。
また、トイレやお風呂の排水口から汚水が逆流してくる場合でも土のうが活躍します。
排水口を土のうで蓋をするように置きましょう。
ちなみに、土のうは水でも代用できます。
ゴミ袋を三重にしてその中に水を入れて、口を固く縛りましょう。
これで完成です。
トイレの便器などのように、少し狭い範囲を塞ぐのにはこちらの方が適している場合もあります。
最後に、土のうは無料で配布されています。
地域によって配付方法に違いがあり、配布されている場所まで自分で取りに行く場合や市役所などに電話して持ってきてもらう場合があります。
あらかじめ、自分が住んでいる地域では土のうがどういう方法で配布されているのかをチェックしておきましょう。
自分が住んでいる地域の市役所などに電話をすれば確認することが出来るでしょう。
自分の住んでいる地域の洪水ハザードマップを確認しておく
ハザードマップとは、台風などの自然災害が発生した時に、その被害を予測して地図化したものになります。
その中でも、河川の氾濫などによる被害を地図化したものは、「洪水ハザードマップ」と呼ばれています。
日本政府が各地域に作成を義務付けているので、自分が住んでいる地域の洪水ハザードマップはGoogleなどの検索エンジンで検索すればすぐに出てきます。
「自分の住んでいる地域名 洪水ハザードマップ」のようなキーワードで検索すると良いでしょう。
また、印刷機がご家庭にある方は印刷しておくと避難時に役に立ちます。
避難場所・避難経路を確認しておく
台風による水害が発生し、その被害が甚大である場合はあらかじめ定められた避難場所に避難することになるかと思います。
そのため、避難場所がどこにあるのか、どういった避難経路を移動すれば避難場所へたどり着けるのかをしっかりとチェックしておきましょう。
地図上で確認するのは当然ですが、もし可能ならその避難経路から避難場所への道を歩いてみると良いでしょう。
地図だけではわからないことは間違いなくあるからですね。
例えば、洪水時にマンホールなどは水の中にあって見えないことも珍しくありません。
水の流れによってマンホールが動き、穴になっていると、人間が吸い込まれることもあり非常に危険です。
普段蓋がしてあっても、水害時に蓋があるとは限らないわけです。
また、水が流れる溝などにも注意が必要です。
マンホールと同じように穴になっていることがありますからね。
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まとめ
台風による水害は毎年各地でニュースになっています。
そのため、自分がいつ被害にあるかわからない怖さがありますので、しっかりとした対策をしておきましょう。
そのために、この記事がお役に立てれば幸いです。