ノロウイルスとは何か?症状の特徴や感染経路を説明

最近、寒い時期になるとノロウイルスが猛威を振るいます。

下痢や嘔吐などの症状が急激に出ると、「あれ、これってノロウイルスなんじゃ……」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、下痢や嘔吐などの症状で有名なノロウイルスですが、その詳細をしっかりと把握していない方が多いように思います。

ぼんやりと「下痢と嘔吐があるからノロウイルスなんじゃ?」ではなくて、「○○といった理由からノロウイルスではないか?」という具合に、ある程度自分で判別する知識を身に着けておきたいところです。

そこで今回の記事では、

  • ノロウイルスとは何か?
  • ノロウイルスの症状を特徴ごとに説明
  • ノロウイルスの感染経路とは?

こういったことを書いてみました。

是非、参考にしてください。

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ノロウイルスとは何か?

かつては、小型球形ウイルス(SRSV)と呼ばれていましたが、2002年8月に国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました。

空気が乾燥する冬場に猛威を振るい、感染した人間は急性胃腸炎を引き起こします。

冬場に発生する集団食中毒の原因とされ、恐ろしいことにそのほぼ全てがノロウイルスの影響によるものだとされています。


また、ノロウイルスの感染力は非常に強力であり、世界各地の学校や養護施設などで集団感染が散発的に発生するという状況となっているようです。

ちなみに、ノロウイルスの感染力が強い要因の1つとして、ノロウイルスそのものがとてつもなく小さいことが有名です。

直径がおよそ27nm(ナノメートル:1nm=100万分の1mm)~37nmであり、これはウイルスの中でも小さい部類とされ同じく冬場に猛威を振るうインフルエンザウイルスがおよそ100nmほどの大きさであることからもわかるかと思います。


最後に、ノロウイルスはかなりの早さで変異し続けていることも忘れてはいけません。

「一度感染したから、身体の免疫機能で対応できる!」とは、残念ながらできない可能性が無視できないのです。

ノロウイルスの症状を特徴ごとに説明

ノロウイルスの症状としては、発熱・吐き気・嘔吐・腹痛・下痢といった症状が出ます。

基本的には、症状は1~2日ほど経過すれば治癒し、後遺症なども残ることはまずありません。

ただし、乳幼児や高齢者の方に関しては、嘔吐物による窒息や誤嚥性肺炎により死亡する場合が少数ながら存在しますのでご注意ください。

また、下記にノロウイルスの症状を別個にまとめてみました。

是非、参考にしてください。

発熱

発熱はノロウイルスに感染した初期段階から現れることが多いようです。

およそ37℃~38℃程度の熱が出ます。

ただし、人によってはまったく熱が出ない場合もありますし、熱が出てもすぐに下がることが多いので、これだけではノロウイルスだと気が付かないこともあるかと思います。

吐き気・嘔吐

感染初期の段階から症状が現れ、発症中はずっと続きます。

また、一度吐き気や嘔吐が始まると、症状が治まるまで立て続けに嘔吐してしまうことも珍しくありません。

明らかに一般的な風邪などとは違うとわかりますので、覚えておくと良いでしょう。

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腹痛

通常の腹痛の痛みとは違い、針で指すような鋭い痛みがあったり、ゴロゴロとお腹がよく鳴るなどの症状が現れます。

発熱と同様に、人によってはこの症状が現れない場合もあるようです。

下痢

ノロウイルスの症状としては有名ですね。

嘔吐と同様に、感染初期の段階から症状が現れ、発症中はずっと続きます。

ノロウイルスによって起きる下痢は、体内にあるウイルスを排出しようとするためのものなので、無理に下痢を止めることは逆効果になることがあります。

また、下痢そのものがほとんど水や米のとぎ汁のような状態で排出されることが特徴です。

素人が見ても、通常の下痢とはまったく違うのでノロウイルスによるものだと判別する材料の一つになります。

ノロウイルスの感染経路とは?

ノロウイルスの感染経路は大きく分けて2種類存在します。

つまり、「食品からの感染」と「人間からの感染」になります。

まず、「食品からの感染」についてですが、これは牡蠣などの2枚貝を十分に加熱出来ていない状態や生のまま食べることで感染することを言います。

これらの食品を食べる際は、十分に加熱するよう注意しましょう。


次に「人間からの感染」になりますが、これはさらに「接触感染」と「飛沫感染」に分けられます。

「接触感染」は、ノロウイルス感染者の吐瀉物などを触り、そこから口にウイルスが入ることで感染します。

他にも、手にウイルスが付着した状態で手すりなどを触り、その手すりを他の人が触るとその人の手にウイルスが付着します。

この状態で調理をしたり、顔を拭ったりするとウイルスに感染する可能性が出てくるわけですね。

「飛沫感染」は、ノロウイルス感染者の吐瀉物や便などが乾燥し、それらが空気中に飛散した状態にあるものを吸い込んだりすることで、他の人が感染することを言います。

特に、空気が乾燥しているとこの飛散の頻度などが大きくなる傾向があるため、注意が必要です。

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まとめ

「こういった感染経路がある」「こういった症状が出る」と知っておけば、「これはノロウイルスなのか?」と不安に怯えることも少なくなるのではないでしょうか?

あなたの快適な生活のために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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